気がついたらパソコンの空き容量がいっぱいになっている
特に何もしていないのに、いつの間にかディスクの空き容量が足りなくなるときは、OneDriveやiCloudなど複数のクラウド同期が裏で重なっていることが多いです。
症状
- 特に大きなファイルを保存した覚えがないのに、ディスクの空き容量が足りないと警告が出る
- 「ディスクの空き容量が不足しています」と表示され、保存や更新ができない
- パソコンの動作が全体的に遅くなった
- 何が容量を使っているのか自分では分からない
最初に確認すること
- 設定 > システム > 記憶域(ストレージ)で、何が容量を使っているかの内訳を確認する
- OneDrive・iCloud・Googleドライブなど、複数のクラウド同期アプリがインストールされていないか確認する
- 会社用のOneDriveとは別に、個人のOneDriveやiCloudにサインインしていないか確認する
原因候補
複数のクラウド同期アプリが同時に動いている
OneDrive・iCloud・Googleドライブ・Dropboxなど、それぞれ別の目的で入れたクラウド同期アプリが同じパソコン上で並行して動いていると、それぞれが独自にファイルをローカルに複製し、合計で大きな容量を消費します。
OneDriveの「このデバイス上で常に保持する」設定
OneDriveには、クラウド上のファイルをローカルにダウンロードせずアイコンだけ表示する「ファイルオンデマンド」機能がありますが、フォルダ単位で「このデバイス上で常に保持する」に設定していると、そのフォルダの中身が丸ごとローカルにも保存され続けます。
iCloudの「オリジナルをダウンロード」設定
私用のApple IDでiCloud(写真・ファイル)をパソコンに同期していると、「オリジナルをダウンロード」設定の場合は写真や動画の実データがローカルにも保存され、大量の容量を占有します。特に私物端末で使っていたiCloudを、そのまま業務用パソコンにもサインインしているケースで発生しやすいです。
会社用と個人用、両方のクラウドアカウントが同期されている
業務用のOneDriveに加えて、個人のMicrosoftアカウントやApple ID、個人のGoogleアカウントでも同期が有効になっていると、業務データと私用データの両方がローカルに二重に保存されます。
切り分け
以下を確認すると、原因を絞り込みやすくなります。
Q. 設定のストレージ画面で、何のカテゴリ(アプリ、ドキュメント、一時ファイルなど)が容量を多く使っていますか?
Q. タスクバーやシステムトレイに、OneDrive以外のクラウド同期アイコン(iCloud、Googleドライブなど)は表示されていますか?
Q. そのパソコンで、会社用のアカウントとは別に、個人のクラウドアカウントにサインインした心当たりはありますか?
解決方法
まず何が容量を使っているか把握する
- 設定 > システム > 記憶域(ストレージ)で、容量を多く使っているカテゴリを確認する
- 「記憶域の管理」(Storage Sense)を有効にし、一時ファイルや使っていないOneDriveのローカルファイルを自動的に整理する設定にする
クラウド同期の設定を整理する
- OneDriveは「ファイルオンデマンド」を有効にし、常に使うフォルダ以外は「空き領域を増やす」設定にしてローカル保存をやめる
- 業務用パソコンに私用のiCloud・個人のGoogleドライブなどがサインインされている場合、業務上必要かどうかを見直し、不要であればサインアウトする(写真・データはクラウド側には残ります)
- 会社として業務用パソコンでの私用クラウド同期を許可するかどうかのルールを決めておくと、同じ問い合わせの再発を防げます
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