共有しているExcelファイルが「編集のためロックされています」と出て編集できない
複数人で同じExcelファイルを開くと読み取り専用になってしまうときの原因と、クラウド共同編集への切り替え方です。
症状
- 「このファイルは編集のためロックされています」と表示され、読み取り専用でしか開けない
- 自分は開いていないはずなのに、他の誰かが編集中だと表示される
- 共有フォルダに置いているExcelファイルで同時編集ができない
最初に確認すること
- 本当に他の人がそのファイルを開いていないか確認する(Excel上部に編集者名が表示されます)
- ファイルと同じフォルダに `~$` から始まる一時ファイルが残っていないか確認する
- ファイルの保存場所がOneDrive/SharePointか、それとも社内共有フォルダかを確認する
原因候補
他のユーザーが開いたまま閉じ忘れている
誰かがファイルを開いたまま席を外していたり、閉じ忘れていることが多くの原因です。
一時ファイルが残っている
同じフォルダに残った一時ファイル(`~$ファイル名.xlsx`)が「まだ開かれている」と誤認識される原因になることがあります。
そもそも共同編集に対応していない保存形式・保存場所
共同編集はOneDrive/SharePoint上の.xlsx形式でのみ機能し、古い.xls形式やローカル/社内共有フォルダへの保存では対応していません。
切り分け
以下を確認すると、原因を絞り込みやすくなります。
Q. 編集者名が表示される場合、それは実在する社員ですか、それとも自分自身ですか?
Q. ファイルの保存場所はOneDrive/SharePointですか、社内の共有フォルダですか?
Q. 同じフォルダに `~$` で始まるファイルがありますか?
解決方法
まず試したいこと
- 他の人が本当に開いていないか確認する
- 誰も開いていないことを確認した上で、`~$` から始まる一時ファイルを削除する
根本的に解決したい場合
- ファイルをOneDriveまたはSharePointに移行し、従来の「ブックの共有」機能ではなくクラウド上の「共同編集」機能に切り替える
- 移行方法が分からない、SharePoint環境がない場合は情シスにファイル移行を相談する
関連する困りごと
Excel早めに対応
Excelが固まる・応答なしになるときの対処法
すぐに強制終了せず、まず数分待って保存処理中か確認します。その後「特定ファイルだけ」か「Excel全体」かを切り分け、ファイル、アドイン、保存場所、PCの順に調べます。
Excel落ち着いて対応
Excelのマクロがセキュリティの警告で無効化されて動かない
業務で使っているマクロ付きファイルを開くと警告バーが出て、ボタンを押しても動かないときの対処法です。
Microsoft 365早めに対応
SharePoint/OneDriveのファイルに正しくアクセスできない
共有しているはずのファイルが見られない、逆に見えてはいけない人に見えているときの確認方法です。