会社支給のスマートフォンを紛失した・盗難に遭ったかもしれない
社員が会社支給のスマホを紛失した、盗難の可能性があると申告してきたときの対応の流れです。
症状
- 社員が会社支給のスマホを電車や飲食店で紛失した
- 盗難に遭った可能性がある
- 紛失時にどう対応すればいいか社内でルールが決まっていない
最初に確認すること
- MDM(モバイルデバイス管理)が導入されているか確認する
- 端末がGoogle/Apple IDと連携され、「デバイスを探す」機能が使える状態か確認する
- 業務で使っているアカウント(メール・Teamsなど)のうち、その端末にログインしたままのものを洗い出す
原因候補
紛失時の対応フローが整備されていない
事前に紛失時の対応フロー・リモートロック/ワイプの仕組みが整備されていない、または整備されていても社員に周知されていないことが根本原因です。
切り分け
以下を確認すると、原因を絞り込みやすくなります。
Q. MDMは導入済みですか?
Q. 端末の位置情報は確認できますか?
Q. その端末で会社のメールやチャットにログインしたままになっていますか?
解決方法
発覚直後の対応
- 速やかに情シス/管理者へ報告させる(社内ルールとして「まず誰に連絡するか」を明確化しておく)
- MDM導入済みなら、遠隔ロック→位置情報確認→回収見込みなしと判断した場合はリモートワイプ(初期化)を実施する
- MDM未導入でもGoogle/Apple IDと端末を連携させておけば「デバイスを探す」機能でロック・ワイプが可能なため、事前に設定しておく
事後対応
- 公共の場での紛失・盗難が疑われる場合は警察へ届け出る
- 通信キャリアへの利用停止連絡と、パスワード変更が必要な業務アカウントの洗い出しを行う
- MDM未導入の場合は、今回のインシデントを機に導入を情シス/携帯キャリアの法人窓口に相談する